『人妻の過去』

そんなクリスマスから3日が過ぎた…。


仁君はお正月を実家で過ごす。


今日はその見送りに行く為に、親の車を借りてきた!


軽自動車をアタシが運転する。


街に着くと仁君はアクセサリーのブランドの店に入った…。


アタシもその後を着いて行く。


仁;予算は2万までな!


あきな;なぁに?なんで??


仁;クリスマスプレゼント(笑)


アタシは嬉しかったけど…どうせなら香水をプレゼントしてくれて…意地でもつじつまを合わせてくれたらいいのに…

…そう考えていた。



結局,プレゼントは仁君が選んでくれたものの方が嬉しいから…
そう言って選んでもらった。


−−−シルバーのバングル−−−


シンプルなデザインだけど、


存在感と…重みがあって…


キラキラ輝くそれを…アタシはとても気に入った。


だけどそれは…仁君に捕まったアタシの…手錠のようにも見えた。





仁君は10日くらい実家に帰る。


駅でお土産を買って…


実家まで2時間弱,新幹線に乗る。