『人妻の過去』

機嫌取りのように…



アタシに身体をくっつけてくる。



あきな;…馬鹿にしないでね。おやすみなさい。



仁君に背中をむけて…



腕枕をはずして…



一言だけ、投げ捨てるように言った。



仁君は何も答えず、身動きすらしなかった。



アタシはいつも…



これで終わったらそれまでだ。って思いながら言葉を言い返す…。



結局,



自分からこの付き合いを終わらせる事が出来ないから…。



この恋が終わるのは…



仁君から振られるとき。



この恋が成就することはないってわかっていても



平凡で幸せな家庭が築けるなんて思わないけど



仁君との未来なんて想像すらつかないけど



『結婚』を夢見て憧れる事は…



ダメでしょうか??