『人妻の過去』

アタシは会計を済ませ



仁君が待っているコンビニまで歩いた…。



雨は上がっていて、夏の雨の匂いがアタシの身体を包み込む。



よく漫画やテレビで見るように



お腹に手をあてながら…



コンビニの外からガラス越しに見える仁君の姿を眺めていた。



ふと視線を感じたのか仁君が顔を上げ、アタシを見た。



赤ちゃん…



見える??



あの人があなたのパパだよ…



どうして仁君とアタシを親に選んだの?



2人共無責任だから



あなたは生まれて来れないのに…



赤ちゃんを待ってる夫婦はたくさんいるのに…



ごめんね