2度目の初恋はセレナーデのように



 (歌音のモノローグ)


 そうだ。もう恐れることは何もない。


 私のことを信じて応援してくれる人が、こんなにもたくさんいるのだから。

 そしてなにより、陽くんが信じてくれるのなら。
 私はどれだけでも頑張れるのだから。



 (入試まで勉強をする歌音をダイジェスト)


 ・ピアノの前に座って作曲をするところ(周りには小説や参考書が置いてある)

 ・机にかじりついて勉強をするところ(もこもこの部屋着で湯気(ゆげ)の立つコップを抱えている)

 ・机の前の壁にはカレンダーがあり、過ぎた日に×をつけてある。試験当日には赤丸がついていた



 (ダイジェスト終了)


 そして時は進み……ついに入試当日がやってきたのだった。



 (モノローグ終了)