余裕の無い奥田さんは華ちゃんを甘やかす

次の日、講義の空き時間にカフェテラスでみのりとお茶してると。

「なんか、朝からご機嫌じゃない?」

「そうかな?」

「そうだよ!何々〜?」

「ほら、バイト先に来るカードマンいるじゃん?昨日、いつも行くカフェに行ったら満席でたまたま隣の席なったんだよ!」

「イケメンカードマンか!で?キモかった?」

「いや、イケてた!出来る男って感じでギャップ萌だよ!」

「えー!それで?連絡先聞いた?」

「聞くわけないでしょ!名前と番号は検索のしすぎで知ってるけど、ただ隣になっただけだから!」

「聞こうよ!」

「普通に無理だよ!バイト以外で関わりないし、サラリーマンと何の話すんのよ!」

「確かに!!でも、イケメンで佐藤さんイチオシでしょ?」

「そうそう。佐藤さんの、謎のカードマン推しね!次の彼氏は慎重に行くの!」

「あぁ、こないだまでの彼氏は最終ストーカーみたいになってたもんね。」

「そうだよ。みのりと司くんが羨ましい〜」

「そう?ありがと!今日、バイトでしょ?カードマン来るかな?」

「どうだろうね。」

「期待してるでしょ?」

「ちょっとね!てか、だいぶ?」

「明日報告してよ!」

昨日から今日のバイトが楽しみでしょうがない。確実に、奥田さんが気になってる!たった1日でこの気持ちの変化。あぁ〜、早くバイト行きたいな。