余裕の無い奥田さんは華ちゃんを甘やかす

「あれ?奥田さんじゃ無いですか!まさかこんな所で会うなんて。」
会社の後輩の阿部に会った。

「おつかれ。1人?」

「いや、彼女の買い物待ちです。」
彼女いたのか。

「それより、奥田さん。あの店って…誰かにプレゼントですか?」
あ、やっぱ見られてたよね。

「うん、そんな感じ。急いでるから
  「まじっすか!彼女さんですか?」
あぁ、まぁ。急いでるし、また会社でな!」
華が待ってるから急いでるんだよ。こりゃ、月曜にまた色々聞かれるな。あいつしつこいからな〜。

急いで荷物を車に乗せて、カフェに向かうと…華は本を読みながら待っていた。やっぱ、本持ってきてたんだな。
今時の子ってスマホとかいじるんじゃ無いのか?歳のわりには、落ち着いていると言うか今まで周りにいた女の子達のとは違うタイプ。
バイトでは元気なのに、2人だと急に照れ屋な所とかのギャップもまた良し。結局、華ならなんでも良いんだよね。
ちなみに、読んでいる本はミステリーと自己啓発本と言うのもなんかツボ。