余裕の無い奥田さんは華ちゃんを甘やかす

「ふふふ、ありがとうございます。私かけてみますね!」
…おかけになった電話は、ただ今お出になりません…

「どう??」

「何度かけても電源入ってないみたいです。もう、パパは運がなかったと言うことで…ママには連絡しておくのでまたかかってくると思います。」

「そっか。う〜ん。なら、かかってくるまで待とうか。ダメなら、不本意だけどすぐ家まで送るからね。」

「不本意なんですね!私は、ママがパパを押し切ってかけてこないに賭けます!」

「本音を言うと、俺もそっちに賭けたいな。」
なんて話をしているとマンションに到着。

玄関の鍵を開けながら、
「本当にまったく掃除してないし、汚いから引かないで貰えるとありがたいなと…その、覚悟してね!!」
と、ドアを開けてくれた。

「……。うん、これは、汚い。」
玄関にはゴミ袋。しかも中身はコンビニ弁当とお酒。廊下にも物が散乱。

「やっぱり、汚すぎるから掃除する間カフェとかで待ってる…?でも、こんな時間だし…」

「奥田さん…どうしたらこんなになるんですか!綺麗になるまでって、私は何時間待つんですっ?これはもう2人でやりましょう!そして、ご飯食べましょう。」