余裕の無い奥田さんは華ちゃんを甘やかす

「それは…「ママ!!からかうのやめてあげて、それ答えにくすぎるから!」」

「あ、やっぱり?ちょっとからかってみちゃった。これ、夕飯ね。」
奥田さん固まってるから…

「ありがとうございます。…肝に命じておきます。」

「じゃ、行ってきまーす。」
「お預かりします。」

玄関を出ると隣から深いため息が。
「なんか、試されてる?」
「ふふふ、完全に遊ばれてますね。」
「なんだよ〜まじで答えに困ったし。じゃ、帰るか!てか、本当にうちでいいの?片付けて無いから、汚いんだけど。着いたら掃除しないとヤバイかも。」

「急に押しかけるような感じになっちゃって、ごめんなさい!掃除でも何でも手伝いますね!」

「うん、本当に汚いから覚悟しておいてね。それよりもって言ったら、あれだけど…柴崎さんに許可を貰ってないのが大丈夫なのかな…」

「ママが大丈夫って言ってるし、大丈夫ですよ!それか、今夜は飲み会らしいので今から電話してみます?」
出た〜真面目すぎる奥田さん!

「してもいいかな?やっぱり気になってしまうというか、なんか後ろめたくて…なんか楽しい気分に水を差すようでごめんね!せっかく初めて泊まれるんだからそこはきちんとしておきたいと言うか、華ちゃんとの時間をしっかり楽しみたいしさ。」