余裕の無い奥田さんは華ちゃんを甘やかす

帰り道の車でも楽しかった話で持ちきりで、あっという間に家に到着。「泊まっていけばいいのに。」と、半ば強引に誘い込もうとする母の後ろで、母に気づかれないように焦る父に丁寧に挨拶をして彼は帰って行った。

キッチンでお風呂あがりにお茶を飲んでいると聞こえてきたパパとママの会話。
「もう遅い時間だし、明日もお休みなんだから泊まっていけば良いのにってパパも思ったでしょ?本当に見た目によらず真面目すぎね!」

「いや、彼も仕事が忙しいだろうからそんなに無理に誘うのはさ…それに、まだ子供だし色々心配だしさ、その…おいおいね…うん。奥田君の意見も聞いてみてだな…」

「おいおいって、そんな今の子なんて色々早いんだからね!奥田さんだって華だって泊まりたいに決まってるじゃない!自分なんて良く私の事部屋に泊まってたじゃないの。全くよく言うわ〜。」
パパ…よく泊まってたんだ!そして、そんな回りくどい言い方をせずにお泊まりは嫌だとはっきり言えば良いのに…いつまでも母に押され気味。彼とのお泊まりのキーマンはやっぱり母だなと再確認した華でした。