余裕の無い奥田さんは華ちゃんを甘やかす

佐藤さん、カッコいいから喋らなきゃモテるのに。何よりビックリなのが、好みのタイプが顔が可愛いデブ寄りのぽっちゃりな人。
沢山食べるのを見たいのと抱きしめた時の柔らかさが堪らないらしい…うん…人それぞれだよね!

「はいはい。はぁ…引っ張ってくれて、ストーカーにならない彼氏募集中だから友達にもそう伝えといて〜。あと、ココア忘れないでね。」

「おおー。」
バックヤードはあったかいしいいな〜今日は空いてるし、本当暇!早く帰りたいし、掃除しとくか!

「華ちゃ〜ん。レジお願い〜。」

「今行きます!」
パートのおじさんに呼ばれてレジに行くと昨日ぶりのカード…じゃなくて、奥田さんがいた。