わたしはコクンッと頷くと、
お義姉さまが部屋に来て、元気でやっているか心配で様子を見に来たのは嘘で、
家に戻って来なさい、また一緒に暮らそうと誘われたこと、
拒んだら突き飛ばされて、海に行った時の写メを消されたことを話す。
世河くんは静かに聞いてくれた。
だけど体が消えてしまう可能性があることだけはどうしても言えなかった。
「写メなら俺も同じのあるし、後で送るから大丈夫だ」
「それにしても、拒むなんてお前、すげぇな」
「かっこいいよ。強くなったんだな」
「世河くんが傍にいてくれるおかげです」
「そう。なら、今日はこのままここにいれば?」
「割と本気」
お義姉さまが部屋に来て、元気でやっているか心配で様子を見に来たのは嘘で、
家に戻って来なさい、また一緒に暮らそうと誘われたこと、
拒んだら突き飛ばされて、海に行った時の写メを消されたことを話す。
世河くんは静かに聞いてくれた。
だけど体が消えてしまう可能性があることだけはどうしても言えなかった。
「写メなら俺も同じのあるし、後で送るから大丈夫だ」
「それにしても、拒むなんてお前、すげぇな」
「かっこいいよ。強くなったんだな」
「世河くんが傍にいてくれるおかげです」
「そう。なら、今日はこのままここにいれば?」
「割と本気」



