ひかりちゃんは何かを察して微笑む。
「……羽美、乙女だねぇ」
「……おっけー。明日の夜からレイン電話で教えるね」
*
ひかりちゃんとそう約束すると、日が暮れて暗くなるからとのことで帰ることになった。
ひかりちゃんが気を利かせてタオルを2枚持っていたけど、わたしもタオルを持っていたので、それを清丘くん達に貸すと喜んでくれた。
世河くん以外にも初めて役に立てた。
みんなと一緒にタオルで足を拭いてから靴下と靴を履いて海から駅に向かい、
電車に乗るもひかりちゃん達と途中で別れ、世河くんと隣同士で椅子に座る。
電車の椅子にふたりで座ったのは初めてで、
熱くて、つい翼が出そうになった。
「……羽美、乙女だねぇ」
「……おっけー。明日の夜からレイン電話で教えるね」
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ひかりちゃんとそう約束すると、日が暮れて暗くなるからとのことで帰ることになった。
ひかりちゃんが気を利かせてタオルを2枚持っていたけど、わたしもタオルを持っていたので、それを清丘くん達に貸すと喜んでくれた。
世河くん以外にも初めて役に立てた。
みんなと一緒にタオルで足を拭いてから靴下と靴を履いて海から駅に向かい、
電車に乗るもひかりちゃん達と途中で別れ、世河くんと隣同士で椅子に座る。
電車の椅子にふたりで座ったのは初めてで、
熱くて、つい翼が出そうになった。



