女子がソワソワする季節…バレンタインデーが明日に迫って来た!もちろん私も、ソワソワしてる。初めて本命チョコを作る予定。
普段全く家の手伝いもしないから、料理なんて出来ないし簡単なやつも作れるか怪しい…。
うちのお母さんは「男なんか手抜きでも分かんないから適当よ〜。」とか、言いつつ毎年お父さんが寝てから手作りしている。一緒に作ろうかな…でも、彼氏いるの分かっちゃう…なんか、恥ずかしいな。
クックピッド見ながらゴロゴロしてたら、お母さんから呼ばれた。
「みーのーりー!買い物行くの付いて来て〜」
「なーにー?」
「暇でしょ?チョコとか買いたいし、たまには荷物持ちよろしく!」
「暇じゃ無いけど、買い物あるし良いよ。」
「じゃ、車で待ってるねー。」
「めんどくさーー。」
結局、何作ろう…。毎年大量にチョコとかもらってるし、作ってまずかったらやだしな。買ったほうがいいのな?特設コーナー見てから決めようかな。
「お待たせ。」
「じゃ、行くわよ!今年は何にしようかなー。やっぱり、パパの好きな生チョコかな?ね、みのりはどう思う?」
「えー。お父さん?何でも喜んで食べてるし、何でも良いんじゃ無い?」
「まぁね。去年はクッキーだったしなぁ〜。みのりはどうするの?」
「えっ?お父さんの?」
ヤバ!完全に忘れてたよ。ごめんね、お父さん!
「パパのじゃなくて、彼氏のよ!出来たんでしょ?」
「え?何で?」
「分かるわよ〜!よく家まで送ってくれてる司くんでしょ?イケメン捕まえたじゃない!楢崎さんに保護者会で会うの楽しみだわ。」
「捕まえたって…言い方が雑だから。司のお母さんに余計なこと言わないでよね。彼氏出来たこと、お父さんも知ってるの?」
「パパにはまだ言ってないわよ。なんか、みのりの前では強がって気にしないふりして影でかなり落ち込みそうじゃない?」
「そうかな?」
「そうよ。みのりは知らないだろうけど、いちいちめんどくさいんだから。で、司くんには何作るの?」
「クックピッド見たんだけど、作れる気がしないし、毎年かなり貰ってるから何か買って渡そうかなって。とりあえず、売り場見て決める予定。」
「本命チョコなんだから作ったら?ママ、一緒にやってあげるし、司くんだって期待してるでしょ?」
「う〜ん。そうかな?」
「そうよ!じゃ、決定ね!司くんには形が良いやつで、パパはややドンマイのをあげれば良いし買い物しちゃおう!」
結局、簡単な生チョコとトリュフの材料を買ってお父さんが寝た後にお母さんとチョコ作り。
「出来た。どうかな?」
「うん、良いんじゃい?形が良さそうなの箱に詰めちゃって!残りは適当にパパにラッピングするから。明日学校なんだから早く寝ないとね!」
「はーい。お母さんありがとう!」
初めて作ったチョコレート、司は喜んでくれるかな?反応薄かったらどうしよう…布団の中であれこれ考えすぎて…ダメだ…眠れない。
朝まで悶々とした気持ちで過ごした。
ーーー翌朝ーーー
初めて娘から手作りチョコレート(司にあげるために作った二軍)を貰った嬉しすぎるお父さんと初めて彼氏に手作りチョコレート(司のために一生懸命作った一軍)を渡す緊張した娘のテンションの違いに笑いが止まらない母がいました。
普段全く家の手伝いもしないから、料理なんて出来ないし簡単なやつも作れるか怪しい…。
うちのお母さんは「男なんか手抜きでも分かんないから適当よ〜。」とか、言いつつ毎年お父さんが寝てから手作りしている。一緒に作ろうかな…でも、彼氏いるの分かっちゃう…なんか、恥ずかしいな。
クックピッド見ながらゴロゴロしてたら、お母さんから呼ばれた。
「みーのーりー!買い物行くの付いて来て〜」
「なーにー?」
「暇でしょ?チョコとか買いたいし、たまには荷物持ちよろしく!」
「暇じゃ無いけど、買い物あるし良いよ。」
「じゃ、車で待ってるねー。」
「めんどくさーー。」
結局、何作ろう…。毎年大量にチョコとかもらってるし、作ってまずかったらやだしな。買ったほうがいいのな?特設コーナー見てから決めようかな。
「お待たせ。」
「じゃ、行くわよ!今年は何にしようかなー。やっぱり、パパの好きな生チョコかな?ね、みのりはどう思う?」
「えー。お父さん?何でも喜んで食べてるし、何でも良いんじゃ無い?」
「まぁね。去年はクッキーだったしなぁ〜。みのりはどうするの?」
「えっ?お父さんの?」
ヤバ!完全に忘れてたよ。ごめんね、お父さん!
「パパのじゃなくて、彼氏のよ!出来たんでしょ?」
「え?何で?」
「分かるわよ〜!よく家まで送ってくれてる司くんでしょ?イケメン捕まえたじゃない!楢崎さんに保護者会で会うの楽しみだわ。」
「捕まえたって…言い方が雑だから。司のお母さんに余計なこと言わないでよね。彼氏出来たこと、お父さんも知ってるの?」
「パパにはまだ言ってないわよ。なんか、みのりの前では強がって気にしないふりして影でかなり落ち込みそうじゃない?」
「そうかな?」
「そうよ。みのりは知らないだろうけど、いちいちめんどくさいんだから。で、司くんには何作るの?」
「クックピッド見たんだけど、作れる気がしないし、毎年かなり貰ってるから何か買って渡そうかなって。とりあえず、売り場見て決める予定。」
「本命チョコなんだから作ったら?ママ、一緒にやってあげるし、司くんだって期待してるでしょ?」
「う〜ん。そうかな?」
「そうよ!じゃ、決定ね!司くんには形が良いやつで、パパはややドンマイのをあげれば良いし買い物しちゃおう!」
結局、簡単な生チョコとトリュフの材料を買ってお父さんが寝た後にお母さんとチョコ作り。
「出来た。どうかな?」
「うん、良いんじゃい?形が良さそうなの箱に詰めちゃって!残りは適当にパパにラッピングするから。明日学校なんだから早く寝ないとね!」
「はーい。お母さんありがとう!」
初めて作ったチョコレート、司は喜んでくれるかな?反応薄かったらどうしよう…布団の中であれこれ考えすぎて…ダメだ…眠れない。
朝まで悶々とした気持ちで過ごした。
ーーー翌朝ーーー
初めて娘から手作りチョコレート(司にあげるために作った二軍)を貰った嬉しすぎるお父さんと初めて彼氏に手作りチョコレート(司のために一生懸命作った一軍)を渡す緊張した娘のテンションの違いに笑いが止まらない母がいました。



