玲はわたしをベッドに寝かせると、わたしに覆い被さり、唇を重ねた。
それから、首筋にキスをしながら服の中に手を滑り込ませ、ゆっくりとわたしの身体に触れた。
それは今までに感じたことのない優しさで、わたしは気持ち良さから自然と声が漏れた。
玲は言葉の通り、優しさがありながらも全力でわたしを愛してくれた。
わたしは初めて、愛される喜びを知り、空っぽだった心が幸せで満ちていくのを感じていた。
「リラ、嫌じゃない?」
「嫌じゃない、、、もっと、愛して?」
「可愛いこと言うなぁ。そんなこと言われたら、やめられなくなる。」
そしてわたしたちは、何度も繰り返し愛し合った。
時間なんて忘れてしまう程、お互いを求め合った。
気付けばお互い疲れ果てて、抱き締め合いながら眠っていた。
わたしはやっと、今から生き始めた気がする。
玲のキスで、愛で血が巡り出し、わたしは"生きてる"と実感出来た。
この先もずっと、玲のそばで生き続けたい。
わたしは初めて、生まれてきて良かったと思えたのだった。
―END―



