あなたのキスで血が巡る


「、、、わたしなんかで、いいの?」
「"わたしなんか"じゃなくて、俺はリラがいい。」
「こんな、、、空っぽのわたしで、いいの?」
「空っぽなら、これから俺がリラの心を埋めていくよ。」

そう言って、玲はわたしを抱き締めていた腕を緩め、わたしを見つめた。

「リラ、俺と付き合ってくれる?それから、いずれ俺が自分に自信がついたら、、、俺と結婚してください。」

わたしは玲の言葉に涙顔で微笑むと、「はい。」と頷いた。

玲は満面の笑みで「ありがとう!」とわたしを再び抱き締めると、わたしを抱き上げ嬉しさからクルクルと回り始めた。

そして、笑い合うわたしたち。

玲はクルクル回る足を止めると、わたしを見つめ、優しいキスをした。

それから唇が離れると、わたしは玲に「ねぇ、玲、、、お願いがあるんだけど。」と言った。

「お願い?なに?」
「わたしを、、、抱いて欲しい。」

わたしの言葉に玲は「えっ。」と驚いていた。

自分で恥ずかしいことを言っているのは分かってる。
でも、、、

「いいの?」
「うん、、、わたしの身体は、愛のない行為しか知らない。だから、、、玲に愛して欲しい。」
「きっとそうゆうことにはトラウマがあるだろうから、控えようと思ってたんだけど、、、リラがそう言ってくれるなら、喜んでだよ。」

玲はそう言うと、「リラ?そう言ったからには、覚悟しろよ?全力で愛すから、、、身体に俺を覚えさせて?」と言い、わたしを抱き上げたまま寝室へと向かった。