あなたのキスで血が巡る


そして、わたしはピルを飲むと、自分の寝室に向かい布団に入った。

昨日の夜は頭が痛くて眠れなかったから、少し寝ておこう。

そう思い目を閉じると、わたしはすぐに眠りに落ちた。



何かの拍子に目が覚めると、目の前には広瀬さんの姿があった。

わたしの腫れた額に触れ、「少し腫れが引いてきたな。大事に至らなくて良かった。」と言い、わたしの頭にキスをする。

「今、シャワーを浴びてくる。待ってなさい。」
「はい。」

広瀬さんはわたしの頭を撫でると、寝室から出てバスルームへと向かって行った。

もう広瀬さんが帰って来る時間になってたんだ。

今夜もはじまるのかぁ、、、

そう思いながら、わたしは広瀬さんがシャワーを浴び終わり、来るのを待つしかなかった。

今日は、生きて目を覚ませるかな。

目を覚まさないと、来週の火曜日に日野石くんに会えない。

それまでは、、、生きていなきゃ。

わたしはそう思いながら、今夜も広瀬さんに激しく抱かれた。

そして、いつものように首を絞められては苦しさの中で日野石くんのことを思い出す。

日野石くんに、、、会いたい、、、

そう思いながら意識は遠退いていき、わたしは今日も意識を失った。