あなたのキスで血が巡る


それから数日経ち、広瀬さんの休日。

わたしが一人掛けソファーに座り、ぼんやりと空を見上げていると、昼頃になって広瀬さんが起きてきた。

「リラ、おはよう。」
「おはようございます。」

広瀬さんは冷蔵庫を開け、ミネラルウォーターを取り出すと、コップ一杯に注ぎ、それを一気に飲み干した。

「これから風呂を沸かすから、沸いたら一緒に入るぞ。」
「はい。」

広瀬さんはそう言って、バスルームへと向かった。

今日も始まるのかぁ、、、

広瀬さんは休日になると、必ずバスルームでのセックスをしたがる。

わたしはそれで一度気を失い、バスルーム内で倒れたことがあるのだ。

自分の命が大切だと思ったことはないが、わたしにとって毎日が生きるか死ぬか、どうなるか分からない日々だった。

お風呂が沸くと、バスルームから「リラ。」と広瀬さんの呼ぶ声が聞こえる。

わたしはその声でバスルームへと向かい、家の中で過ごす時はいつもガウンを着ているので、ガウンの紐を解き、サラッと脱ぎ下ろすと、既に湯船に浸かっていた広瀬さんの元へと向かった。

「おいで。」

広瀬さんにそう言われ、わたしは広瀬さんの上に跨がる形で座った。

広瀬さんはわたしの身体をなぞると、腰に手を回し、わたしの乳房を愛撫し始めた。