あなたのキスで血が巡る


その後、体位を変えながらわたしは三度イかされ、また正常位に戻った時には、もうわたしは体力の限界が近く、息切れをしていた。

「リラ、可愛いよ。」

そう言って、広瀬さんはわたしの頭の上までわたしの両手を持っていき、片手で拘束する。

それから、もう片方の手でわたしの首を掴み、再び勢い良く挿入してきては激しくわたしの中を突いてきた。

次第にわたしの首を締めてくる広瀬さんの手。

わたしは苦しさの中で声にならない声を上げた。

「いい顔してる。リラ、もっと感じていいんだぞ?」

苦しさから涙が溢れてきて、涙が零れ落ちる。

わたしはこんな毎日を繰り返していて、生きた心地がしなかった。

このまま首を絞められて死ぬんじゃないかと思う事もある。

いや、いっそのこと死んだ方がラクになれるのかもしれない。

そんな時、ふと日野石くんの顔が頭の中を過った。

日野石くん、、、助けて、、、

そして広瀬さんは更に激しくわたしの中を突き上げ、わたしは身体をそり上げたのち、意識を失った。