急いでドアを開けると、確かに小ちゃいのがいた。部屋へ戻して、ベットへ座らせた。よく見ると、”なるほど“だった。「どうして外にいたの?」と聞くと、「あのね…実はくるみちゃんが学校に行ってる間に、遊んだりしてて、くるみちゃん帰ってきておかし食べた時に窓から落ちちゃって…。」としょんぼりしていた。”なるほど“にそんな事が!?「平気かなって思ってて…。」とこちらを見て言った。やっぱり“なそでい”たちは子どもでいう小さい子(4歳くらい)なのだろうか?そう思うとますます学校にいる間不安になるなぁ…。それに明日友だちとカフェ行く予定だし…。と思っていると、ノックもせずドアが開いた。「よっ、くるみ。」と言ってきたのは、おじいちゃんでもなく、お母さんでもなく…。「お兄ちゃん!?」久しぶりに兄に会ったなあ…。私の兄は10こ上で、私とは別の部屋。いつも自分の部屋にいるから全く会わない。ごはんも、自分の部屋で食べている。「どうしたの?」と聞くと…



