さぁ、今日も一日が始まるぞ!と言う、朝の清々しい時間は奴にやって壊される…
「ちょっとーー!!ここにバスパン干さないで!しかも、裏返しとかキモ過ぎる!!」
「毎日毎日うるせーなー。別にお前に迷惑かけてないだろーが。」
「えっ??聞こえない。誰がどう見てもおかしいでしょ!迷惑でしょ!
何で、折角席替えで窓際の後ろゲットしたのに窓と私の間にはあんたのバスパンがあるけ?」
「それは、そこが乾くからだろ。お前、本当に頭悪いな…ドンマイ。」
「ぬぁぁぁーーー!」
ーーーーキーンコーンカーンコーンーーーー
「朝礼サボるから、日直よろしくな〜」
頭が噴火しそうになっていると、ポンポンと肩を叩いてくる親友のちーちゃんこと、千夏ちゃん。
振り向くと毎度お馴染みの苦笑い。
「もーー。何あいつ。私を何だと思ってんのさ。」
「今朝もドンマイ!ま、頑張ろよ。」



