伝えたい気持ちは同じ。【短編】


あたしは予想外のことに驚いた。

「俺も小学校のころからずーっと咲のこと好きなんだ。だから俺と付き合ってくれ。」

あたし今亮馬に告白された?

嬉しくて、知らないうちに涙が溢れていた。

「返事は?」

そんなの決まってる。

「これからもよろしくね。亮馬。」



そう言った途端、亮馬はあたしを抱きしめた。

そして見つめ合って、長い長いキスをした。


「咲泣きすぎ(笑)」

「だって嬉しいんだもん!!」

本当に、これからもよろしくね。亮馬!!