約束の後

「私達が来ちゃって、渚と話すタイミング無くして涼くん寝込んでるかも!見てきてあげなさいよ。」

「涼ちゃん、今いい?」
チラッと寝室を覗くとベットで何かをしている様子。
そんで、めっちゃどんよりしてる…

「さっきと言うか最近はいつもごめん。渚にばっかり体の負担かかってるから、せっかく産休取ったし出来る事はやろうと思って悪気があったわけではないんだけど、から回ってた。」

「いや、そこまで落ち込まなくても大丈夫だよ。色々してくれて助かってるし、私も無理な時は言うし!心配してくれてるのは、分かってるんだけどお皿洗ったりしても赤ちゃん急に産まれないと思うし 、2人で過ごせるのもう少しだからゆっくり2人の時間を過ごしたいなって。どうかな?」

「うん、この時期はそう書いてある。逆にどんどん動いた方が良さそうだね。俺たちもそうして行こう。」

「ん?何に?」

「これ!」
何かしてると思ったら、web版でめっちゃ妊婦さんの本読んでたのね…本当に代理で出産するつもりなのかな?

無事仲直り?して、リビングに戻った2人でしたが、涼ちゃんは、"産むのはなーちゃん、あんたはストレス与えんな!次何かしたら私が泊まり込む!"と言うえっちゃんからイエローカードを貰ったお話でした。