約束の後

「で?バカ息子、ちゃんとやってる?ここらで一発喝入れておこうか?」

「めっちゃやってくれる!というか、やりすぎなぐらいで、逆に困るというか…ストレスで、実はインターホンなる前に私が文句言って、しょんぼりさせてしまったとこなの。」

「えー!涼くん、仕事を在宅にしてまで色々やってくれてるんでしょ?なかなかあんな人いないんだから、文句なんて言うもんじゃ無いわよ!後で、謝んなさいよ。」

「いやいや、なみちゃん。あいつ、なぁちゃんが可愛すぎて過保護度Maxなってるに違いないんだって。」

「まぁ、涼くんの普段の行動からして想像出来なくもないけど…」

「どーせ、全部俺がやるから、何もしなくて良いから座っとけとか、1人で出かけるなとかそんなバカな事言ってるんじゃないの?妊娠は病気じゃないっつーの!少しは動いてないと、お産の時体力持たないわよね。本当にあいつは…、予想通りすぎる。」