期限の無い約束

「今回帰れば、長期でアメリカはしばらく無いはず。とりあえずさ、部屋の更新は無し!お土産沢山買って帰るから、うちにおいで。その鍵が無いと俺自分の家に入れないから。」

「あ!そうじゃん!ねぇ、確信犯でしょ?」

「さぁな?」
電話の向こうで、ブーブー言ってる渚もまたかわいい。
うっかりしてる所なんて、渚ママそっくりだよな。

初恋の女の子がずっと忘れられなかった。
大人なるまでに、付き合った子はもちろんいたけど将来を想像した時、いつも隣にいるのは必ず渚。
もっと早く再会の機会を作れば良かったんだろうけど
自分の中のケジメをつけたくて颯斗の結婚式の日に会えるように段取りをしてもらった。

男のくせに重いかもしれないけど、渚と付き合いたいんじゃ無いんだよね。将来を添い遂げたい。
シワシワになって、ハゲたり、太ったりしても、隣で笑いあっていきたい。

この想いをこれから伝えていきたい。


大きくなった俺からは左手の薬指にとっておきの
"キラキラ"を送るよ。


名前のない関係もあと少し。。。