期限の無い約束

「…………。ふっ。顔、熱すぎ。そんな顔で睨まない。そんで、下唇噛まない。可愛いだけだから。"ぜったいのずっとのやくそく"覚えてるんだろ?誤魔化す時の顔、変わってなさすぎてバレバレ。」

「なんか、偉そうなんだけど。どーせ、覚えてますー。って言うか、子供の時にした"ぜったいのずっとのやくそく"なんて、いつまで有効なの?」

「約束の有効期限?そんなもん、ずっと有効だろ。俺の渚ってバカなの?約束って意味、分かってる?」

「バカって言う方がバカなんだから…。はいはいって、子供扱いしないで。それで私はなんて言えば良いの?これってさ、なんか、」

「プロポーズだから。」

う…そぉ……。

「結婚するから。」

「誰と?誰が?」

「渚と俺。」

「は?えっ?」
勝手すぎるし、返事もしてない。
って言うか、付き合ってもいないし告白もされてない。

「返事聞いた方がいい?大体顔で分かるんだけど。」