チョコとの恋は甘すぎる

「あの……、大丈夫です!寧ろこっちがごめんなさい……」


「君、律儀だね。あ、あいつの言う通り、お礼は不要だよ」


「じゃあねー!!」


そう言って他のふたりも去っていってしまった。


なんだか……、突然の出来事だったけど。


3人とも、すごく優しい人だった……!


しばらく彼らの背中を眺めていたけど、登校中だったことを思い出して慌てて歩き始めた。