「仲間外れにされたくない。」
君の気持ちが重くのしかかる。

私が彼女の隣に座る時。
私が彼女と話す時。
私が彼女と会う時。
君は
「彼女の1番は私(君)なのに。」
「私(君)が居たら、迷惑なんでしょ。」
と恨めしそうに私に言う。

でも、
私も、彼女も
君のことを仲間外れにしたことは
一度もない。

君のことを大切に思ってたから
悲しませたくなかった。
傷つけたくなかった。

仲間のために、本気で喜んで悲しむ君。
嘘のない、真っ直ぐな瞳を持った君。
少し抜けている部分も、愛しい君。
そんな君を知っているから、
簡単には嫌いになれなかった。

私は、3人で居る時間が好きだっただけなのに。
君が思い出を沢山話して
彼女が楽しそうにその話を聞いて
私が2人を見守る。
そんな時間が好きだっただけなのに。

君は、
私を「友達」だと思っていなかったんだね。

あぁ
今、心の折れる音がした。