君の瞳の中で生きてみたくて


それからわたしは家の中に入ると、リビングのテーブルの上にわたしがよく飲んでいるミルクティーが置いてあるのを見つけた。

わたしがそのミルクティーを見つめていると、千空くんはミルクティーを持ち、「あ、これは、、、コンビニ行ったら、なごみが好きなミルクティーがあったから、つい、、、」と恥ずかしそうに言った。

そしてわたしは、自分のバッグの中からある物を取り出した。

それは、飲みかけのジャスミン茶だ。

「わたしも、、、コンビニでジャスミン茶見つけて、買っちゃった。」

そう言って、わたしたちは笑い合った。

「俺ら、同じことしてんじゃん。」

そう言って笑う千空くん。

千空くんの笑顔、久しぶりに見た。嬉しい。

わたしたちはそのあと、久しぶりに夜の散歩に出掛けた。

久しぶりに手を繋いで歩く、それだけで幸せだった。

やっぱりわたしには、千空くんしか居ない。

帰宅してお互いシャワーを浴びると、わたしたちは布団に入った。

向かい合って、見つめ合って、目の前に千空くんが居ることを実感出来ることが幸せで、わたしはそれだけで充分だと思ったが、千空くんに触れられ、抱き締められ、キスをしているうちに、わたしもその先を求めてしまっていた。

経験がないわたしだったが、千空くんに身を委ね、本能的にわたしたちはお互いを求め合い身体を重ね合って、一つになった。

今までに感じたことのない、幸福感でわたしの心も体も満たされていった。