「なんで、、、」
「千空くんが"好きにしたらいいよ"って言ったから、帰ってきた!頑張って、早く執筆終わらせて、、、早く帰りたかったから、、、千空くんに、会いたかったから、、、」
わたしはそう言ってるうちに、ポロポロと涙が溢れ出してきた。
すると、千空くんはわたしを抱き締めてくれた。
わたしも千空くんの背中に腕を回す。
温かい、、、千空くんの温もりだ、、、
「なごみ、、、ごめん。あんな態度取って、ごめん、、、。俺、、、なごみを失うことが怖かったんだ。担当者が、、、新木だったから、、、もしかしたらって、、、なごみを信じたくても、怖くて、、、」
千空くんはそう言いながら、わたしを抱き締める腕に力を込めた。
「わたしは、、、ずっと、千空くんのことしか考えてなかったよ?」
「、、、俺も、なごみのことばっかり考えてた。」
「だって、、、言ったでしょ?わたしは、千空くんの瞳の中に映る世界で生きていきたいって。」
わたしがそう言うと、千空くんは薄っすらと涙を浮かべ微笑むと「そうだったな。」と言い、それから「俺も、なごみが居ない世界なんて考えられない。ずっと、、、俺のそばで生きててくれるか?」と言った。
わたしは千空くんの言葉に涙しながら、大きく頷いた。
すると、千空くんはわたしの額にキスをして、それからわたしの顔を覗き込むと、優しい表情でわたし唇にキスをした。
そして唇を離すと、「続きは今日の夜にな。」と言って、わたしの頭にポンッと手を置いた。
「えっ?!続き?!」
「うん。なごみ、気付いてなかった?俺、一応男なんだけど?」
千空くんの言葉に照れながらも、わたしは「確かに女には見えないね。」と答えた。



