そばにいるって、君が忘れないように


それを聞いた創先輩は、若干引いた顔で「やっぱいい」と言った。


え。

恥ずかし。

これもまた恥ずかしい。

やっぱいいって……少しは期待してほしかったな、私の変顔に。 

いや、私だってイケメン男子三人を前にして世界一の変顔なんて見せたかったわけでは更々ないけどもね。

うん。

まあ、いいか。


「あ、弁当食べに来たんでしょ。ごめんごめん、俺たちが使っちゃってたね」と亮先輩はベンチから立ちあがり、席を空けてくれた。


「あ、ありがとうございます」
 

その後、私は三人と他愛ない話をして楽しんだ。


 
次の授業が移動教室だったので、私は廊下を歩いていた。


「えっ! あれ、優弥先輩じゃない?」

「え? あっ、本当だっ! やばい、キング先輩もかっこいい!」


急に周りの女子たちが騒ぎだした。

優弥先輩だのキング先輩だのと言って、黄色い声援を出していた。

わけもわからず歩いていると、前から最高にイケメンの男子二人がこちらに向かって歩いて来ていることに気がついた。


うわ……。


私は目眩がした。