そばにいるって、君が忘れないように




亮side


 
のどかを送りとどけた後、俺たちは小人になって家に入り、中庭へと向かう。

みんなそれぞれ、木に寄っかかったり、寝たりしている。

俺は、もう一度家から出て、人間の姿になり、約束していた公園へと向かった。


しんと静まり返っている公園は、なんだかもの寂しくてたまらなかった。

ブランコに腰掛けて物思いに耽る。


俺、なんか勝手かもな。

そう思う。

みんなのおかげで、のどかの想いにも気づくことができたのに、勝手に告白して……。

今度は、もう一度、みんなのいないところでのどかに会おうとしている。


でも……、あのとき、のどかからキスしてきてくれたとき、俺はありえないほど驚いた。

もしかして、のどかも、俺と同じ気持ちなんじゃないかって思った。

そのままにしておいてはいけない気がして、のどかと会う約束をした。