そばにいるって、君が忘れないように

「うん。似合ってるよ。これじゃあ男たちもイチコロだァ」

 
なに言ってるの、と私はおばあちゃんの肩を軽くたたいた。


「楽しんでらっしゃいナ」

「うん!」

 
待ち合わせの時間が近づいたので、私は家を出た。

すると、家の門には浴衣姿の五人がいた。


「えっ、みんな、もういたの?」

「純斗がどーしてものどかの浴衣姿が早く見たいっていうからさ」と優弥先輩が悪い笑みを浮かべている。


「僕そんなこと言ってないよぉ」

「嘘だあ!」

 
かわいい同士のケンカが始まりそうだったので私は咳払いをした。
 
 
かわいいって思ってくれてるかな……。

なんて、思っちゃったりなんだりして。