そばにいるって、君が忘れないように

そのキングの言葉を聞いたら、申し訳ない気持ちでいっぱいになった。


「みんな……ごめん」

 
俺が急にこんなことを言うのでみんなは目を大きく見開いてこちらを見ている。


「みんなも、のどかのこと好きだって知ってたのに……俺が最後に気づいたくせに……俺一人だけ、勝手なことして……本当にごめん」


「おい、バカか?」と窓の淵に座っていた創が言った。


「亮~なに言ってんのぉ」と純斗も言う。


「いいんだよ、別に。そんなの気にしなくても」


優弥が俺の肩に手をのせた。


「自分の気持ちに正直になったってことじゃん。なに謝ってんねん。全然いいことやん。……ま、亮らしいけどな」とキングは笑った。


俺はなんていい親友をもったんだろう……。
 
普通ならば、みんな怒って当然のことを俺はしたのに。

他の男なら、なに勝手にやってんだよ、と言われながら胸ぐらをつかまれるはずなのに。