そばにいるって、君が忘れないように

 




亮side

 
俺たちはいつも通り、授業をサボって秘密の教室に集まっていた。
 

「そういえば、のどかのこと誘っておいたから」と俺がみんなに言う。


「ん? なんのこと?」
 

優弥は全く分かっていないようだった。


「みんな、のどかと夏祭り行きたいって言ってたじゃん」

「あーっ! え、それ、のどか、誘ったん?」
 

キングがスクワットを中断させて言う。


「そう。オッケーだって」

 
俺の言葉にみんな喜び始めた。


「さっすが亮、行動早いねぇ」と純斗がニヤついている。「亮《《も》》のどかのこと、好き?」

 
俺は、思考が停止した。


「は?」