そばにいるって、君が忘れないように

その言葉に私の頬が熱くなる。


「し、嫉妬って……なんでよ!」

「だって……」
 
 
キングは私のそばに寄り、目の前にしゃがみこんだ。


「かわいい子、取られたかって思って」
 

彼はそう言って、私の右のほっぺたを軽く摘まんだ。

私は、外灯に照らされているキングの薄金色の髪の毛、整った顔、ガタイのいい肩、腕……すべてに心を奪われた感じがした。

いや、もうとっくの昔に奪われていたのかもしれない。
 
とかく、五人といるとこういう気持ちになることが多すぎる!


「ちょっ、恥ずかしいって」
 

私がうつむくとキングは、にひひ、と笑った。
 
 
ぎゅーがしたいな……。


「ぎゅーでも、する?」