そばにいるって、君が忘れないように



〈一週間、二週間くらいかな〉

〈ふーん。OK〉

〈そこで一つ約束な〉

〈ん?〉

〈付き合っているふりをしているなんて、誰にも言っちゃダメだからな〉

〈うん〉

 
武とのやり取りが一段落し、私はそのまま眠りにつく体勢になった。
 
 
これだから私はダメなんだ。

断るっとことができない。

普通の知らない人とかそんなに親しくない人ならできるんだけど。
 
どうして武を断ることができなかったんだろう。

やっぱりそれは、昔のことだとしても彼は私にとって大事な人だったからだろう。