〇映画館の前(放課後)
伊織、昴との待ち合わせ場所に向かう
いつもより、女性の数が多い
私服姿の昴を遠巻きに見て、ひそひそと話し合っていた
待ち合わせ場所で、周りを見渡していた昴が顔を上げる
昴「伊織さん!」
昴、一直線に駆け寄ってくる
伊織、周りからの視線を感じるが、気圧されず微笑する
伊織「待たせて御免ね。行こうか」
昴と伊織、歩き出す
伊織、昴の肩の位置が高い事に気づく
伊織「そういえば今日、涼ちゃんと玲司さんはどこ行ってるんだっけ?」
昴「さあな」
伊織「さあな、って」
昴「だって伊織さんとのデートで頭が一杯だから。伊織さんにも、俺の事だけ考えてて欲しいな」
伊織、昴の方を向く
昴、微笑む
〇映画館の中・フードやドリンクを販売するカウンターの前(放課後)
昴と伊織、列に並びながら、
昴「そうだ伊織さん、ポップコーン何にする? バター醤油?」
伊織、昨日の夕食にバター醤油風味のパスタを食べた事を思い出す
伊織「今日は甘いのがいいかな。ストロベリーとキャラメル……ハーフにしよ。昴君は?」
昴、軽く目を見開く
昴「俺は……塩味」
伊織「飲み物は何にする? いつもの爽健美茶?」
昴「ん。伊織さんはコーラ?」
伊織「今日はアイスティーかな」
昴「紅茶、飲めるようになったのか」
昴、小首を傾げる
伊織「まあね。周りがみんな紅茶党だから、自然とね」
伊織、聖カメリア女学園での生活を思い出す
×××
クラスメート「伊織さん、アールグレイはいかが?」
クラスメート「うちの茶園で採れたんですのよ。ぜひお召し上がりになって」
伊織「ええ、ぜひ」
×××
昴と伊織、フードとドリンクを注文し、トレイにセットされた状態で受け取る
伊織、昴との待ち合わせ場所に向かう
いつもより、女性の数が多い
私服姿の昴を遠巻きに見て、ひそひそと話し合っていた
待ち合わせ場所で、周りを見渡していた昴が顔を上げる
昴「伊織さん!」
昴、一直線に駆け寄ってくる
伊織、周りからの視線を感じるが、気圧されず微笑する
伊織「待たせて御免ね。行こうか」
昴と伊織、歩き出す
伊織、昴の肩の位置が高い事に気づく
伊織「そういえば今日、涼ちゃんと玲司さんはどこ行ってるんだっけ?」
昴「さあな」
伊織「さあな、って」
昴「だって伊織さんとのデートで頭が一杯だから。伊織さんにも、俺の事だけ考えてて欲しいな」
伊織、昴の方を向く
昴、微笑む
〇映画館の中・フードやドリンクを販売するカウンターの前(放課後)
昴と伊織、列に並びながら、
昴「そうだ伊織さん、ポップコーン何にする? バター醤油?」
伊織、昨日の夕食にバター醤油風味のパスタを食べた事を思い出す
伊織「今日は甘いのがいいかな。ストロベリーとキャラメル……ハーフにしよ。昴君は?」
昴、軽く目を見開く
昴「俺は……塩味」
伊織「飲み物は何にする? いつもの爽健美茶?」
昴「ん。伊織さんはコーラ?」
伊織「今日はアイスティーかな」
昴「紅茶、飲めるようになったのか」
昴、小首を傾げる
伊織「まあね。周りがみんな紅茶党だから、自然とね」
伊織、聖カメリア女学園での生活を思い出す
×××
クラスメート「伊織さん、アールグレイはいかが?」
クラスメート「うちの茶園で採れたんですのよ。ぜひお召し上がりになって」
伊織「ええ、ぜひ」
×××
昴と伊織、フードとドリンクを注文し、トレイにセットされた状態で受け取る
