外部受験の合格者は今年は5人。
ただこの学校、小学校の内に中学校の勉強を始めてる。
だからA組には入ってこないと思ってた。
そこに初めて入ってきた。
「今日からこのクラスの藤堂潤哉君。外部受験から初めてA組に入ってきた。君たちもお互い良い刺激を受けて頑張って欲しい」
さらさら黒髪の爽やかイケメンの航輔に対して、ほわっとした髪色の薄いくせっ毛イケメンの藤堂君。
クラスの女子が食いつくように見ている。
先生がさらっと、「席、鮎川の隣空いてるな」
空いてますとも。A組一番後ろの私の隣。
「とりあえず次のテストまで、藤堂はあの席で」
廻りの女子の視線がが痛い。
「よろしく、君の名前は?」
「鮎川華」
「宜しくね、華ちゃん」
人懐っこ笑顔で返された。
帰国子女の藤堂君はフレンドリー。
パーソナルスペースも近い。
なんかドキドキする。
中学生になって、人気者の航輔はバスケ部に、それでも成績はトップだった、英語を除いては。
小学生のように意識してでは無く、帰宅部の私とは登下校も別々になってしまった。
ただこの学校、小学校の内に中学校の勉強を始めてる。
だからA組には入ってこないと思ってた。
そこに初めて入ってきた。
「今日からこのクラスの藤堂潤哉君。外部受験から初めてA組に入ってきた。君たちもお互い良い刺激を受けて頑張って欲しい」
さらさら黒髪の爽やかイケメンの航輔に対して、ほわっとした髪色の薄いくせっ毛イケメンの藤堂君。
クラスの女子が食いつくように見ている。
先生がさらっと、「席、鮎川の隣空いてるな」
空いてますとも。A組一番後ろの私の隣。
「とりあえず次のテストまで、藤堂はあの席で」
廻りの女子の視線がが痛い。
「よろしく、君の名前は?」
「鮎川華」
「宜しくね、華ちゃん」
人懐っこ笑顔で返された。
帰国子女の藤堂君はフレンドリー。
パーソナルスペースも近い。
なんかドキドキする。
中学生になって、人気者の航輔はバスケ部に、それでも成績はトップだった、英語を除いては。
小学生のように意識してでは無く、帰宅部の私とは登下校も別々になってしまった。



