修学旅行の班分けの時。
グループは男女合わせて6名なのに、
雅が、『自由行動、班とは別に二人で一緒に回ろう』と言ってきた。
縁結びの神社に抹茶スイーツ。
雅の希望通りのコースを回ってたら、華達のグループと会った。
藤堂もいる。
華は6人グループなのに俺は雅と二人。
なんか悪いことをしている気分になってしまった。
雅が華を睨んでいるのは気が付かなかった。
「航輔はどこ行きたい?」
雅が腕にぶら下がってくる。
華が見てる。
別に行きたいところなんてない。
みんなとわちゃわちゃやってるのが性に合ってる。
でも今言ったら怒るだろうなぁ。
「雅の行きたいところで良いよ」
何か間違ったことを言ったか?
サッサと先に歩いて行った。
追い掛けていくと、
「航輔、鮎川さんのことどう思ってるの!
見取れてて、私がどう思われるのか気にならないの!」って。
思わずため息が出てしまった。
「馬鹿にしないで」
グループは男女合わせて6名なのに、
雅が、『自由行動、班とは別に二人で一緒に回ろう』と言ってきた。
縁結びの神社に抹茶スイーツ。
雅の希望通りのコースを回ってたら、華達のグループと会った。
藤堂もいる。
華は6人グループなのに俺は雅と二人。
なんか悪いことをしている気分になってしまった。
雅が華を睨んでいるのは気が付かなかった。
「航輔はどこ行きたい?」
雅が腕にぶら下がってくる。
華が見てる。
別に行きたいところなんてない。
みんなとわちゃわちゃやってるのが性に合ってる。
でも今言ったら怒るだろうなぁ。
「雅の行きたいところで良いよ」
何か間違ったことを言ったか?
サッサと先に歩いて行った。
追い掛けていくと、
「航輔、鮎川さんのことどう思ってるの!
見取れてて、私がどう思われるのか気にならないの!」って。
思わずため息が出てしまった。
「馬鹿にしないで」



