絶対あり得ない君と最後にもう一度恋をしたい


 私は華乃井女学園に通う高校一年生。幼稚園の頃から女子校の私は恋を夢見る、初恋も知らない女子高生。今日は、お父さんが務める青陽学園に付いてきたの。
 ーにしても広いなぁ~。ここ、さっきも通った?
 そう、さっきから探索し始めたはいいものの…道に迷ってるの。とにかく学園の敷地が広いせいだ!
「何してるの?あれ、君見ない顔だね。誰?」
「わっぁ」
ビックリしたーー。変な声で叫んじゃったよ…。ていうか男の子を久しぶりに見たな、綺麗な顔…あっ、名前言った方がいいかな。
「僕は中三の本条 福人《ふくと》この学園では見ない顔だね。誰?」
「あっ、えっと私は華乃井女学園高等科一年の間瀬 あんと申します。」