罰は後で受ける、だが今は妹を助けたい、ただその一心でその場に跪き頭を垂れ、カリスレキア語で謝罪するヴァルチ公子セシオンの姿に、ガートルードは心を打たれた。
「……余計な事かもしれませんけれど。
わたくしの姉が、グーレンバイツの皇女殿下と親しくさせていただいております。
ご存じでしょうか、あちらの帝国には『癒し手』と呼ばれる力を持つ者が居るそうです。
完治出来るとは言いきれませんが、アストリッツァの医療では不可能でも、癒し手ならば可能かもしれません。
それに賭けてみるお気持ちがあるのならば、直ぐにでも母国の姉に早馬を仕立てて……」
「是非! 是非とも!
私自身がカリスレキアのエレメイン王女殿下へ拝謁参らせていただきたく……」
身を乗り出して、セシオンはガートルードの言葉に希望を見いだしたかのように、顔を輝かせた。
「お前は何を勝手に!」
「……余計な事かもしれませんけれど。
わたくしの姉が、グーレンバイツの皇女殿下と親しくさせていただいております。
ご存じでしょうか、あちらの帝国には『癒し手』と呼ばれる力を持つ者が居るそうです。
完治出来るとは言いきれませんが、アストリッツァの医療では不可能でも、癒し手ならば可能かもしれません。
それに賭けてみるお気持ちがあるのならば、直ぐにでも母国の姉に早馬を仕立てて……」
「是非! 是非とも!
私自身がカリスレキアのエレメイン王女殿下へ拝謁参らせていただきたく……」
身を乗り出して、セシオンはガートルードの言葉に希望を見いだしたかのように、顔を輝かせた。
「お前は何を勝手に!」



