代々宰相を勤めるクイーネ侯爵家、近衛隊長の家系リーヴァ侯爵家、当代の王妃の実家ヴァルチ公爵家。
4神虫獣家に成り代わり、王座に就いたレオニード王家をこの獣人御3家が支えている。
「狡猾なブロディアスは、獣人達の支持を得るために、番を利用した。
つまり、ティグルー公から娘のアレッサンドラを無理矢理娶らされそうになって、番の居る身だからと断ったら、最愛の命を狙われて仕方なく、と。
それを理由に蜂起したことにして……
人間に近くなりすぎて番との運命など感じられないが、それを求める獣人の本能に訴えて、アストリッツァ国内では簒奪者、裏切り者といった汚名から逃げおおせたんだ」
「レオニード王家が代々番を娶っていたのも、嘘だった?」
「これまでは分からないが、少なくとも親父と俺の最愛なんて見せかけだけ。
俺達には、獣人の本能なんて備わってはいない。
現に俺は、国王の番とされている王妃ではなくて。
2番目の女の腹から産まれている。
つまり、現王と……最愛から2番目の女の間に生まれたもの。
それが、この見た目からブロディアスの再来と言われている俺、なんだ」
4神虫獣家に成り代わり、王座に就いたレオニード王家をこの獣人御3家が支えている。
「狡猾なブロディアスは、獣人達の支持を得るために、番を利用した。
つまり、ティグルー公から娘のアレッサンドラを無理矢理娶らされそうになって、番の居る身だからと断ったら、最愛の命を狙われて仕方なく、と。
それを理由に蜂起したことにして……
人間に近くなりすぎて番との運命など感じられないが、それを求める獣人の本能に訴えて、アストリッツァ国内では簒奪者、裏切り者といった汚名から逃げおおせたんだ」
「レオニード王家が代々番を娶っていたのも、嘘だった?」
「これまでは分からないが、少なくとも親父と俺の最愛なんて見せかけだけ。
俺達には、獣人の本能なんて備わってはいない。
現に俺は、国王の番とされている王妃ではなくて。
2番目の女の腹から産まれている。
つまり、現王と……最愛から2番目の女の間に生まれたもの。
それが、この見た目からブロディアスの再来と言われている俺、なんだ」



