「おはよ」

目を覚ますと駿佑に言われた。

いつの間にか眠ってた。

「おはよ」
私が言うと、彼はリュックの中を何か探してる。


「頭いってー(痛い)2日酔だな」
と顔をしかめた。

「何か飲む?」
私は聞いた。

「いいや、大丈夫」
真っ直ぐに駿佑は言った。

「頭が痛い時に聞くのもどうかと思うんだけど……」

「うん」

「あのさ……この前駅で仲良さそうに女の子と二人でいたよね」
一気に言った。

言ってから、言うべきじゃなかった?後悔した。



「…………」
駿佑は黙っていた。





そんなこと聞いてどうするんだろう?聞きたいけど……

疑ってる。

二股とか許せる?

「あ、もしかしてサークルの後輩かな?髪が長くてフワフワな……」

「そうかも」
私は一瞬彼に視線を送り、うつむいた。