眠り王子と夢中の恋。






──その日も、気づけば夢の世界にいた。

あれからは毎日夢の世界に来ていて、もう驚きもなくなった。


眠りに落ちては、次の瞬間夢の世界に飛んでいる。
寝巻きではなく、毎回制服姿で。

寝転がっている体勢から起き上がると目の前には玲音がしゃがみ込んでいて、



「おはよう」



と言う。

あれからずっとこの繰り返しで、起きるまで暇なので玲音と会話をする。