眠り王子と夢中の恋。




「すみません……」

「いや、美夜が謝ることではない」

「……」



一瞬、気まずい空気が流れた後。



「ゴーン……ゴーン……」

「!」

「おっと」



昨日と同じく、鐘の音が鳴り響いた。
同時に視界がぼやけていく。



「え、あ……」

「続きはまた次回に、な」



そう言って玲音はフワリ、と笑った。