眠り王子と夢中の恋。

「やば、美夜元から可愛いからアイドルみたいになっちゃったんだけど!!」

「あえ……小春……?何して」

「美夜の変身記念!二人にも送っておこうっと」

そう言いながらスマホを構え、パシャパシャと写真を撮りまくる小春。

音からして少なくとも10枚は撮っていたと思う。
なんか途中で連写してたし。

「これなら朝霧くんもイチコロだよね、うん。
ほーら荷物準備して!」

時計を見ると9時40分を指していた。

慌てて準備し、忘れ物がないか確認して小春と家を出る。

「それじゃ、デート楽しんできなさいよっ!」

「だから、デートじゃ……」

「ファイト〜」