──ズキンッ 「……!」 まただ、あの頭痛。 朝、教室に向かう途中の廊下で起こった。 思わず頭を押さえて立ち止まる。 急に止まった私を振り返って不思議そうにする小春たち。 夢の世界に初めて行った日、あれから時々原因不明の頭痛が起こる。 いつもはすぐに治るから放っておいても大丈夫だった…… そう、いつもは。 でも今日はなんだか、頭痛と共に誰かの声が流れ込んでくる。