明日を信じられたのはあなたのおかげです3

葵の声がうっすら聞こえて目が覚めた。

葵はずっと私のそばにいた。
ダメだよ、甘海さんの所に行かないとダメなんじゃないの、?

別れたんでしょ?

そう思ってたのも少しの間で、夢だったのだとわかった。

隣に葵がいるか確認したくって、ギューってしてもらいたかった。

でもダメだった。
無菌室ってほんとにいや、
何も出来ないじゃん、

葵に頭を撫でてもらいながら眠りについた。