「わっ、このソファー気持ちいい…」
「気に入った?いつでも座りに来ていいよ」
「いや…それは……」
こんな何かわからないところに気軽には来れないよ…。
それに結構複雑な道だったからここまでの道順も覚えてない。
絶対1人できたら迷子になる自信がある。
「じゃあ自己紹介から!俺は河西 勇。赫夜の副総長ね」
「かぐや…?…副総長……?」
勇くん…何の話をしてるんだろ…。
分からない言葉が出てきて理解ができない。
はあと大袈裟に大きなため息をついたのは金髪さん。
下げた頭を上げてわたしの隣に座っている遊馬くんに視線を投げた。


