雪くんは、まだ足りない。


輪っかになってるやつだったり、石が付いているものだったり。


わたしがしってるゆきちゃんと遊馬くんが同一人物だなんて全く想像がつかない…。




「俺の顔に何かついてる?」


「…つ、ついてないです…!!」




じっと見てたの気づかれた!


視線を目の名前のカレーに移して次から次へと口へ運ぶ。


早く…!
早く食べて早く家に帰ろう…!!


そう思っていたのに。




「この俳優さん!すっごいかっこいいわよね〜」


「百合ちゃんもこのドラマ見てるなんて!毎週語り合お!」




お母さんの推しの俳優さんが出るドラマが始まる時間になってしまい…遊馬くんのお母さんと見ることに。